風呂桶一杯の水道水の脱塩素に必要なビタミンCの量

適当に検索すると、お風呂の脱塩素にはビタミンC粉末を1グラムでOKとあるけど、とりあえず自分でも計算してみました。

計算
日本国の法律で決まっている最低限の塩素濃度すなわち次亜塩素酸ナトリウム濃度は、0.1ppmとあり、200Lの水で考えると、次亜塩素酸ナトリウムの比重を気にしないで計算すれば、0.02g また、次亜塩素酸ナトリウムの式量は77.44

ビタミンCすなわちL-アスコルビン酸ナトリウムの式量は、198.11で、1分子で電子3個分還元できるとのことなので、必要なビタミンCの質量は、(0.02 / 77.44) / 3 * 198.11 = 0.017g

考察
高度浄水処理施設のない給水地域は夏場には結構塩素濃度を上げるみたいですが、ビタミンC粉末は意外と安いので、水200LあたりビタミンCを1グラムほど入れておけば、6ppmくらいまで対応出来るようで一安心です。比重が水に近い普通の粉末1グラムは、小さじ1/5杯です。

備考
ビタミンC粉末はあまり地上のお店ではお手頃な価格で売られていない様ですが、楽天市場などで探したら売っています。
また、お湯を張る前に湯船の底にまいておいた方が、湯張中に蒸気になって鼻がつんとするのを防げます。

コメント

  1. これで夏場でも快適なお風呂タイムが過ごせそうです。
    ちなみに最近は野菜や果物の皮なんかを細かいネットに入れてお風呂に入ろうかと考えています。
    ビタミンC以外にもお勧めのお風呂アイテムがあったら教えて下さい。

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