ASUS TPM-L R2.0 のファームウェアを 5.63.3144 に更新しました

Windows 10 Version 1803 に更新したところ、Windows Defender セキュリティセンターにて、TPM チップのファームウェアの更新が必要という警告が出るようになったので、さっそく更新してみました。作業内容についてメモしておきます。

更新手順
1. 更新元バージョンを調べて USB ストレージを準備
2. ASUS のマニュアルの指示の通り、以下を実行
2.1. UEFI の設定で、Security Device Support と Launch CSM を Disable
2.2. USB ストレージから起動して、EFI シェルで更新手続きを実行
2.3. UEFI の設定を元に戻して再起動
3. Microsoft の指示の通り TPMのクリアを実行

補足
更新手順はマニュアルの通りで上手くいきましたが、更新元のバージョンに合わせたファイルをダウンロードして使用することが必要でした。
更新元のバージョンによっては、ASUS のダウンロードページで Show all を押すと出てくるもう一つの方を使う必要がある場合があります。

TPM チップのバージョンを確認するには、
Windows Defender セキュリティセンター > デバイスセキュリティ > セキュリティプロセッサ > セキュリティプロセッサの詳細
を見ると良いようです。

EFI シェルに入る方法は、配布されているファイルを、X:\EFI\Boot\BOOTX64.EFI というパスになるように USB ストレージに展開して、起動すれば良いようでした。

UEFI の設定変更や、TPM のクリアを行う際は、BitLocker の保護の中断を行ってから作業をすると回復キーを何度も入れなくて済むので便利です。

リンク
セキュリティ プロセッサ (TPM) ファームウェアを更新する - Windows Help
TPM-L R2.0 Driver & Tools | Motherboard Accessory | ASUS Global - 2018年5月現在、更新元バージョンの異なる2種類のファイルがダウンロード出来るようになっています。
TPM-L R2.0 Manual | Motherboard Accessory | ASUS Global - ファームウェアの更新の仕方がコマンドと共に載っているので必読です。

コメント

このブログの人気の投稿

[linux] ping は通るのに No route to host と言われる

Chrome でダウンロードしたファイル名の一部がハイフンになる

風呂桶一杯の水道水の脱塩素に必要なビタミンCの量