[windows] BitLocker の暗号化モードを新しい XTS-AES に変更してみました

Windows 10 バージョン 1511 の新機能で、BitLocker の暗号化方式が追加されたので、早速変更してみました。

変更方法は、いったん暗号化を解除した後、再度暗号化をする際に、以下の画面の選択肢の中で「新しい暗号化モード」を選べばよいです。

ディスクがリムーバブルではなく内蔵のときはデフォルトで新しい暗号化モードが選択されていました。



GUI 上は暗号化方法を確認出来る画面が見つからなかったのですが、BitLocker のコマンドラインツール manage-bde を使うと以下のように XTS-AES が使われていることを確認できました。

C:\WINDOWS\system32>manage-bde -status
BitLocker ドライブ暗号化: 構成ツール Version 10.0.10011
Copyright (C) 2013 Microsoft Corporation. All rights reserved.

BitLocker ドライブ暗号化で保護可能な
ディスク ボリューム:
ボリューム C: [Windows]
[OS ボリューム]

    サイズ:                 475.98 GB
    BitLocker のバージョン: 2.0
    変換状態:               完全に暗号化されています
    暗号化された割合:       100.0%
    暗号化の方法:           XTS-AES 128
    保護状態:               保護はオンです
    ロック状態:             ロック解除
    識別子フィールド:       不明
    キーの保護機能:
        TPM
        数字パスワード

BitLocker の新機能 (Windows) - 公式のリリースノートのようなものがあります。
セキュアVMを支える暗号技術 - 筑波大学 セキュアVM開発室 面 和成 - XTS-AES についての丁寧な説明が載っています。

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