2012-02-19

[windows] どうしても消せないファイルを何とかする

とりあえずログオフや再起動を試してみましょう。それでもダメな場合は以下の手続きをお試しください。

1. 自動起動するアプリケーションがファイルを開いている
怪しいプログラムを Autoruns で自動起動しないように無効にしてみる。タスクマネージャーや ProcessExplorer を管理者権限で開いて怪しいプロセスを終了する。

マルウエアによってはプロセスを相互にリスタートさせる工夫を凝らした双子型プロセスになっている場合もあります。

原因が良くわからない場合でも、起動時に F8 を押すと出るメニューからセーフモードを選んで起動すれば、最小限の構成で起動し、後からやってきた余計なプログラムは自動起動しないので、おそらく消せなかったファイルを削除できます。

ProcessExplorer の表示カラムの選択画面で、Verified Signer を表示するように選択することで、動作しているプロセスのコード署名を検証して表示してくれるようになるので、簡単に怪しいプロセスを特定できます。MS 製の由緒正しいプログラムにはすべて Microsoft Corporation で署名が付いています。

2. 操作するための権限権がない
2.1. 管理者なのに権限を設定できない
管理者は所有者を自由に上書きできるので、所有者を再設定すれば好きな権限を設定できるようになります。

Windows XP でファイルまたはフォルダーの所有権を取得する方法 - Windows 7 でもUIにほとんど変更がないのでこの KB が適用可能

2.2. プロパティに [セキュリティ] タブがない
フォルダー オプション - 表示 より簡易ファイルの共有を無効にすると表示されます。

2.3. セキュリティディスクリプタが破損している
権限の再取得もアクセスが拒否される場合はセキュリティディスクリプタの破損が考えられます。その場合はドライブのプロパティにあるスキャンディスクにて修復可能です。

3. ファイルシステムが破損している
同様にスキャンディスクにて修復可能です。

4. 読み取り専用属性が付いている
ファイル・フォルダのプロパティから解除可能です。

その他にも長すぎるファイルパスを持つファイルを削除できない問題など、公式情報が以下のページにありますのでぜひご覧ください。
KB308421 NTFS ファイル システム上のファイルまたはフォルダを削除できない

セーフモードで起動してもダメなときは KNOPPIX など別の OS で起動してディスクにアクセスすれば必ず削除できるはずです。またHDDをいったん外して別のマシンからアクセスする方法もあります。